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ホームページ制作を外注する際の失敗しないポイントと外注先の選定方法

#外注#Webデザイン
投稿日2024年07月24日
更新日2024年08月20日

現代のビジネスにおいて、ホームページは企業の顔とも言える重要なツールです。
しかし、社内リソースの不足やホームページ制作に関しての専門知識があまりなく、ホームページ制作を外注する企業が増えています。
しかし、外注には様々な課題やリスクが伴い、適切な外注先を選ばないと期待通りの成果が得られないことも多々あります。

この記事では、ホームページ制作を外注する際に失敗しないためのポイントと、最適な外注先の選び方を詳しく解説します。

ホームページ制作を失敗しないための準備

ホームページ制作を成功させるためには、以下の準備が欠かせません。

ゴールを目指すイメージ

目的と目標の明確化

ホームページ制作の依頼を行う際には、制作の目的と目標を明確に言語化しておくと良いでしょう。例えば

  • コーポレートサイトの目的:企業のブランディング、問い合わせの獲得
  • サービスサイトの目的:自社サービスの強みを伝える、問い合わせの獲得
  • ECサイトの目的:取扱商品商品の魅力を伝える、商品の販売

といったものです。
制作側の目線に立った時に目的が具体的であれば、制作の方向性がぶれず、必要な機能やデザインも自ずと決まります。
例えば、企業ブランディングを強化したい場合は、企業のイメージを前面に出したデザインが求められますし、オンラインショップを開設するならば、商品を魅力的に見せるビジュアルが重要です。
なのでなんのためにホームページを作成するのかの目的の部分をしっかりと決めておきましょう。どのようなホームページ、ウェブサイトを外注したいか?で得意な外注先も変わってきます。

また、具体的な目標として、訪問者数の増加、問い合わせ件数の増加、売上向上などの制作後の着地点も一緒に相談すると良いでしょう。

予算や費用の設定

次に必要になってくるのが、予算設定です。
言わずもがなですが、制作の際にはページごとに制作費用がかかってきたり、追加のオプションなどで想定より費用が発生する場合があります。なので具体的な費用感を把握し、自社の予算内で最適な制作パートナーを選ぶことが肝心です。
また、予算オーバーを防ぐために、予算の上限を事前に設定し、見積もり段階で詳細な費用内訳を確認することも重要です。

ターゲットユーザーの定義

ターゲットユーザーの属性を具体的に把握することは、ホームページ制作の成功に欠かせません。
年齢層、性別、職業、興味・関心など具体的な人物像まで明確にすることで、ユーザーに響くコンテンツやデザインを作成できます。
また、ターゲットユーザーが求める情報や解決したい問題を明確にし、それに応えるコンテンツを用意するためにもユーザーの解像度を挙げておく必要があります。

コンテンツの準備・機能要件の整理

ホームページの内容を充実させるためにはコンテンツと機能の整理を十分に行うことで、プロジェクトの進行がスムーズになります。

事前に企業概要や製品・サービス説明、ブログ記事など、ユーザーが求める情報を提供するページがいくつ必要なのかの制作要件を決めておく必要があります。
さらに、必要な機能要件を整理し、それを製作者に明確に伝えることで、期待通りのホームページを作り上げることができます。

デザインの指針

デザインはホームページの顔とも言える重要な要素です。ブランドガイドラインを策定し、カラー、フォント、ロゴの使用ルールを明確にすることで、一貫性のあるブランドイメージを保つことができます。また、好きなウェブサイトのデザイン例を参考にし、制作パートナーに具体的なイメージを伝えることで、理想のデザインを実現する手助けとなります。これにより、ユーザーにとって使いやすく、見やすいデザインを提供することができます。

これらの準備をしっかり行うことで、ホームページ制作の成功率を高め、失敗を避けることができます。目的と目標を明確にし、予算を設定し、ターゲットユーザーを理解し、コンテンツとデザインをしっかりと準備することが、効果的なホームページ制作の鍵となります。

ホームページ制作の流れ

プランニングのイメージ

要件定義の重要性: ホームページの目的、機能要件、デザインの方向性を明確にすることから始めます。これは、プロジェクト全体の土台となるものであり、初期段階での詳細な要件定義は後々のトラブルを防ぐために不可欠です。具体的には、ホームページのターゲットオーディエンス、必要な機能(例えば、EC機能、ブログ機能など)、デザインのスタイル(モダン、クラシックなど)を明確にします。

契約締結: 次に、プロジェクト範囲、スケジュール、予算を明確にし、制作パートナーと正式な契約を締結します。契約書には、プロジェクトの各フェーズ、納品物、支払い条件、そしてトラブルが発生した際の対応方法などを詳細に記載します。これにより、両者の認識のズレを防ぎ、プロジェクトの進行をスムーズにします。

企画・設計フェーズ

デザイン案確認とプロトタイプの作成: 要件定義が終わったら、具体的なデザイン案を作成し、初期段階でプロトタイプを作成します。プロトタイプとは、実際のホームページの動きをシミュレートしたモデルで、ユーザーインターフェースやユーザーエクスペリエンスを確認するためのものです。初期段階でフィードバックを行い、必要に応じて修正を加えます。これにより、完成品に近い形でイメージを共有できるため、後々の修正作業が減ります。

開発フェーズ

コーディング開始: デザインが確定したら、実際のコーディング作業に入ります。
HTML、CSS、JavaScriptなどを使用して、デザインを実装していきます。
コーディングの際には、SEOを意識した構造や、レスポンシブデザイン(モバイル対応)も考慮します。
プロジェクトの進捗を定期的に確認し、必要に応じて中間レビューを行います。

テストとフィードバック: 開発が完了したら、動作確認のためのテストを実施します。リンクが正しく機能しているか、フォームが正常に送信されているか、各ページが正しく表示されるかなど、詳細にチェックします。テスト段階で発見された不具合や改善点についてフィードバックを行い、修正を繰り返します。このプロセスを経ることで、最終的な品質を高めます。

公開テスト

最終チェック: 公開前には、全てのコンテンツ、リンク、フォームの動作を再度確認します。また、SEO対策やページの読み込み速度など、ユーザーエクスペリエンスに影響を与える要素もチェックします。最終チェックを経て、問題がないことを確認したら、ホームページを公開します。

公開後の対応: ホームページ公開後も、定期的なメンテナンスとアフターサポートが必要です。不具合が発生した場合の対応や、コンテンツの更新、SEO対策の見直しなどを継続的に行います。また、ユーザーデータの分析を行い、改善点を見つけてブラッシュアップを続けることが重要です。

このように、ホームページ制作の流れを理解し、各フェーズで適切な対応をすることで、失敗を避け、期待通りの成果を得ることができます。しっかりと計画を立てて進めていくことが、成功への鍵となります。

ホームページ制作を外注する際にかかる費用

費用の計算をするイメージ

ホームページ制作を外注する際の費用は、多くの企業にとって大きな関心事です。以下では、一般的な費用の目安と費用に影響を与える要因について詳しく説明します。

1ページあたりの費用

  • トップページ: 他のページよりもデザインと機能が複雑なため、20万〜50万円程度が一般的です。会社の顔となるページであり、視覚的なインパクトが求められるため、費用も高めに設定されます。
  • アバウトページ(会社概要ページ): 10万〜30万円程度。会社の歴史や理念を伝えるため、テキスト主体ですが、信頼性を高めるためのデザインも重要です。
  • サービスページ: 15万〜40万円程度。提供するサービスや製品を詳しく紹介するページで、内容の充実度により費用が変動します。
  • コンタクトページ: 5万〜15万円程度。フォームや地図の設置が主な機能で、比較的シンプルなページです。
  • プライバシーポリシーページ: 5万〜10万円程度。法的な情報を提供するため、テキスト中心の簡素なページとなります。

これらの費用感はゼロから制作や撮影する必要があるか?そのためにどのような人件費と技術が必要可で大きく変わってきます。あくまでも参考程度に留めてください。

追加機能の説明

  • CMS(コンテンツ管理システム): ホームページの更新を簡単にするためのシステムです。導入には20万〜50万円程度の追加費用がかかります。
  • SEO対策: 検索エンジンでの上位表示を狙うための施策です。サイト構造の最適化やキーワードの調査・埋め込みなどが含まれ、初期費用としては10万〜30万円程度が一般的ですが、継続的なSEO対策は毎月費用が発生します。
  • レスポンシブデザイン: スマートフォンやタブレットなど様々なデバイスでの表示に対応するデザインです。全体の制作費に対して20%〜30%程度の追加費用がかかることがあります。

見積もり・提案比較のポイント

ホームページ制作を外注する際には、複数の企業・クリエイターから見積もりと提案を依頼しましょう。これにより、費用の相場や提供されるサービスや品質の違いを比較できます。また以下のポイントに注意して依頼しましょう。

  • 丁寧なオリエン:オリエンテーションの内容が異なると提案を受ける内容を適切に比較することができません。必須条件においては解釈の余地ができる限り少ない状態でオリエンを行いましょう。
  • 明細の確認: 提示された見積もりに含まれる項目を詳細に確認し、不明点は質問する。
  • 追加費用の有無: 契約後に発生する可能性のある追加費用についても事前に確認する。
  • 納期と品質のバランス: 提示された納期が現実的かつ、品質を担保できるものであるかを評価する。

これらのポイントを押さえることで、適したパートナーと出会いましょう。

ホームページ制作の失敗しないポイント・選定方法

チェックポイントを探すイメージ

業務範囲の確認

ホームページ制作を外注する際には、業務範囲を明確にすることが重要です。これには、デザインからコーディング、コンテンツ作成、さらにはアフターフォローまでを含めた全体のプロセスが含まれます。特にアフターフォロー内容については、修正回数やサポート期間を事前に確認しておくことで、後々のトラブルを避けることができます。例えば、制作完了後に一定期間の無料修正を提供しているか、サポート期間中にどの程度のサポートを受けられるのかを確認しましょう。

過去実績の確認

次に、外注先の過去実績を確認することが大切です。これにより、その会社やフリーランサーがどの程度の品質を提供できるのかを把握できます。ポートフォリオを見て、自社が求めるデザインや機能性に近いプロジェクトを手掛けた経験があるかどうかをチェックしましょう。特に、似た業界や同じような目的のウェブサイトを制作した経験がある場合、プロジェクトの成功確率が高まります。

高クオリティーなデザイナーの選定

最後に、高クオリティーなデザイナーを選定することが、成功の鍵となります。ここでは、コストと品質のバランスを考慮することが重要です。低価格だからといって安易に選定すると、結果的に品質が伴わず追加費用が発生する可能性があります。一方で、高価格が必ずしも高品質を保証するわけではありません。長期的な価値を考え、実績やレビューを基に総合的に判断しましょう。例えば、過去に制作したウェブサイトのユーザビリティやデザイン性、SEO対策の効果などを評価ポイントとすると良いです。

このように、業務範囲の確認、過去実績の確認、高クオリティーなデザイナーの選定を慎重に行うことで、ホームページ制作の外注における失敗を避けることができます。しっかりと準備をして、信頼できるパートナーと協力することで、満足のいくホームページを完成させましょう。

外注の方法

外注先を選定しているイメージ

ホームページ制作を外注するには、主にクラウドソーシングサイトを利用する方法とWeb制作会社に依頼する方法の二つがあります。それぞれの特徴とメリットについて詳しく見ていきましょう。

クラウドソーシングサイトを使う

クラウドソーシングは、ホームページ制作を外注するための便利な手段の一つです。多くのプロフェッショナルが登録しているクラウドソーシングサイトを利用することで、幅広いスキルセットを持つデザイナーや開発者と簡単に繋がることができます。

クラウドソーシングを使う理由とホームページ制作に対するメリット

  • 多様なスキルの提供:クラウドソーシングサイトには様々なスキルを持ったクリエイターが多数登録しています。特定の技術やデザインスタイルを必要とするプロジェクトでも、適切なスキルを持つ人材を見つけることができます。
  • コストの柔軟性:クラウドソーシングを利用することで、予算に応じた人材を見つけることが可能です。プロジェクトごとに予算を設定し、その範囲内で提案を受けることができるため、費用対効果の高い外注が実現します。
  • 迅速な対応:クラウドソーシングサイトでは、短期間でプロジェクトを進めることが可能です。多くのクリエイターが常時利用しているため、急な案件でも迅速に対応してもらえる方がいる可能性があります。

Web制作会社に頼む

一方、Web制作会社に直接依頼する方法もあります。こちらは専門的な知識や経験を持つチームが一貫してプロジェクトを進行するため、質の高いホームページを制作することができます。

Web制作会社に依頼するメリット

  • 専門チームによる一貫性のあるサービス: Web制作会社にはデザイナー、開発者、SEO専門家などが在籍しており、各分野の専門家が連携してプロジェクトを進行します。そのため、一貫性のある高品質なホームページを制作することが可能です。
  • 長期的なサポート: Web制作会社は、制作後のサポートやメンテナンスも含めたサービスを提供しています。長期的な視点での運用を考えた場合、安定したサポートを受けられることは大きなメリットです。
  • 実績と信頼性: 多くのWeb制作会社は、過去の実績を基にした信頼性を持っています。実際の制作事例を確認することで、依頼する会社の技術力やデザイン力を判断する材料となります。

どちらの方法を選ぶにしても、外注先を慎重に選定し、具体的な要件を明確にすることが重要です。クラウドソーシングを利用する場合は、実績や経歴を確認し、信頼できるクリエイターを選びましょう。Web制作会社に依頼する場合は、過去の実績や提供するサービス内容を詳細に確認することが重要です。

ホームページ制作おすすめ外注サイト

ホームページ制作を外注する際に信頼できるパートナーを見つけることは非常に重要です。以下に、実績があり高評価の外注サイトをいくつか紹介します。それぞれの特徴と利用する際のポイントを押さえ、最適な外注先を選びましょう。

1.オプサー(opusr)

クリエイターマッチングサービスオプサー

▲出典:オプサー

オプサーはポートフォリオベースのマッチングを通じて、デザイナーとクライアント間のミスマッチを効果的に防いでいます。
そのためホームページの外注をする際にも様々なサービス内にデザイナーが作品をポートフォリオとして公開し、デザイナーの実力とスタイルがわかるので外注する場合は依頼したいホームページと似た作品を掲載しているクライアントに外注することで精度の高い外注が可能になります。

またデザイナーが希望する報酬額を提示できる機能を提供しています。これにより適正価格でのマッチングを実現しています。デザイナーは自身のスキルと経験を踏まえた適切な価格設定を行い、その価格でクライアントと直接交渉することができます。

2. ココナラビジネス

ココナラビジネス

▲出典:ココナラビジネス

専任スタッフを通じて、厳選した非公開の実名トップクリエイターへロゴや動画、ホームページなどのデザイン・制作系のジャンルを提供しクリエーター不足を解消します。仲介型ではなく、直接ココナラが契約主体となるためマッチングから納品に至るまで、あらゆる面でクオリティが担保されます。高いクオリティが求められる法人のビジネス利用シーンでも、安心してご発注いただけます。

3. ランサーズ

ランサーズ

▲出典:ランサーズ

ランサーズは日本国内最大級のクラウドソーシングサイトで、さまざまなジャンルの仕事が掲載されています。特にWebデザインやグラフィックデザインの案件が豊富で、初心者から経験豊富なデザイナーまで幅広い層が利用しています。

ランサーズでは、プロフィールを充実させることが重要です。自分のスキルや過去の実績を詳細に記載し、ポートフォリオを充実させましょう。また、クライアントとのコミュニケーションを丁寧に行い、信頼関係を築くことも大切です。レビューや評価を積み重ねることで、より多くの案件に応募しやすくなります。

まとめ

ホームページ制作を外注する際の失敗しないポイントと外注先の選定方法について、この記事では詳しく解説しました。ホームページ制作を外注する際は、しっかりとした準備が必要です。この記事で紹介したポイントを参考にして、最適な外注先を選び、自社に効果的なホームページを制作してください。

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