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UI/UX改善の基本と外注のポイント解説。CVが伸びないWebサイトを立て直す!

#UXデザイン#UIデザイン
投稿日2025年06月09日
更新日2025年06月09日

Webサイトの成果を左右するのは、見た目(UI)と使い心地(UX)の両方が整っているかどうかです。たとえば、問い合わせフォームが見つけづらい、購入導線が複雑などの設計上のミスは、CV(コンバージョン)の大幅な低下を招きます。

中小企業やベンチャー企業では、リソースや専門知識が不足しているため、UI/UX改善が後回しにされがちです。しかし今や、「体験の質」こそが差別化のカギ。UI/UXの見直しは、競合に勝つための戦略的投資と言えます。

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よくあるUI/UXの課題

UI/UXに課題を抱えたWebサイトには、以下のような共通点があります。

ファーストビューに訴求がない

最初に表示されるエリアに重要な情報がなく、訪問者の離脱を招いています。

CTAがわかりにくい

購入や問い合わせボタンが見づらい、設置場所がばらばらで、ユーザーの行動を妨げています。

表示速度が遅い

画像やスクリプトが最適化されておらず、表示が遅いことでユーザー体験を損ないます。

スマホで操作しづらい

小さなボタンや横スクロールが必要なレイアウトが、モバイルユーザーの離脱を招きます。

UI/UX改善施策とその効果

UI/UX改善施策とその効果のまとめ図

以下は、前述で挙げた課題に対応する具体的な改善施策と、その効果の目安を対応させて整理した表です。UI/UXにおける課題に対して、より具体的な改善策と、それによって期待される効果の目安を対応させた表を以下に記載しています。この表は、Webサイトが抱える可能性のある問題を特定し、それらを解決するための具体的な手段と、その施策がもたらすであろう効果を数値で示すことで、改善の方向性を明確にするものです。各項目の詳細を理解することで、より戦略的かつ効果的なUI/UX改善を進めることができるでしょう。

課題

主な改善施策

期待できる効果

ファーストビューに訴求がない

メインビジュアルの見直し、キャッチコピーの追加、視認性の強化

離脱率 -10〜20%

CTAがわかりにくい

配色・配置の見直し、アニメーション追加

CVR +10〜20%

表示速度が遅い

画像圧縮、スクリプトの最適化、CDNの導入

読み込み時間の短縮

スマホで操作しづらい

レスポンシブ対応、タップエリアの拡大、縦スクロール設計の最適化

モバイルCVR +15%

導線がわかりにくい

ナビゲーションの整理、サイト構造の再設計

滞在時間の向上

UI/UX改善を外注する際のポイント

UI/UX改善の実績・ポートフォリオ
 同業種の実績があるか、ビフォーアフターの成果が明確か

マーケティングやユーザー理解に基づいた提案力
 ユーザー行動やペルソナに基づいた提案ができるか

納品後の検証・改善サポートの有無
 A/Bテスト、ヒートマップなどを活用した改善支援があるか

コミュニケーション体制
 専任担当者の有無、定例ミーティングなどの報告体制が整っているか

見積もりの明確さと費用対効果
 工数と成果が見合っているか、追加費用の条件が明示されているか

セキュリティ・ガバナンス意識
 個人情報や機密情報の取り扱いに関する規定や実績があるか

他社との比較ポイントが明示されているか
自社の課題に即した差別化要素が提示されているか

UI/UXの改善を外部パートナーに依頼する際には、見た目や機能の改善だけでなく、ビジネス成果に直結する提案やサポートができるかどうかを見極めることが重要です。ここでは、外注先を選定するうえで必ず確認しておきたいポイントを整理しました。これらのチェック項目をもとに比較・検討を行うことで、自社の課題に合った最適なパートナー選びが可能になります。信頼できる制作会社やフリーランスを見極めるための参考にしてください。

UI/UX改善の進め方

PDCAの説明

まず初めに行うのは現状分析です。ここではユーザーデータやヒューリスティック評価などを活用し、サイトやアプリに潜む問題点を特定します。どのページでユーザーが離脱しているのか、使い勝手にどのような課題があるのかを明確にします。

次に、特定された課題に対して仮説を立案します。「なぜその問題が起きているのか?」という視点から原因を考察し、ユーザーの行動や心理をもとに改善の方向性を定めていきます。

その後、仮説に基づいた施策を設計・実行します。UIの構成変更、導線の見直し、文言の修正、ページ構造の最適化など、ユーザーの行動を促進する具体的な改善案を実装します。

最後に、施策の効果を検証・改善します。A/Bテストやアクセス解析を通じて成果を数値で可視化し、その結果をもとに次の改善につなげていきます。この段階で得られた知見は、次のサイクルの「現状分析」に反映され、改善の精度が高まります。

このように、PDCAサイクルを継続的に回すことこそが、ユーザーにとって価値ある体験を提供し、ビジネス成果を最大化するための鍵となります。単発の改善ではなく、計画・実行・検証・改善という一連のプロセスを反復することが、UI/UX改善を成功に導く本質です。

▼UI改善について草しく知りたい方はこちら

UI改善でサービスサイトを最適化!ユーザー体験を高める実践ポイントと外部リソース活用法|デザイナー・クリエイターの為の情報メディア|オプサージャーナルhttps://opusr.jp/journal/a_100095UI改善でサービスサイトを最適化!ユーザー体験を高める実践ポイントと外部リソース活用法|デザイナー・クリエイターの為の情報メディア|オプサージャーナル

信頼できる外注先をどう探すか?

信頼できる外注先のポイント

UI/UX改善は短期の対応で完結するものではなく、継続的な取り組みが成果につながります。だからこそ、外注先選びでは「ビジネス理解」と「ユーザー視点」の両方を備えていることが重要です。

開発組織にPMとUIデザイナーもいるが、新規機能のプロジェクトで既存機能にデザインリソースを割くことができない......といったお悩みを持つ場合はフリーランスのUIデザイナーと準委託契約でチームに関わってもらう方法もオススメです。

▼準委任契約について詳しく知りたい方はこちら

デザイナーとの準委任契約とは?外注時に知っておきたい業務委託の基本と注意点|デザイナー・クリエイターの為の情報メディア|オプサージャーナルhttps://opusr.jp/journal/a_100093デザイナーとの準委任契約とは?外注時に知っておきたい業務委託の基本と注意点|デザイナー・クリエイターの為の情報メディア|オプサージャーナル

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まとめ:成果につながるUI/UX改善のポイント

UI/UXの改善は「デザインを整えること」以上の価値があります。それは、ユーザーの行動を導き、CVRの向上や離脱防止といった具体的な成果につながる、ビジネス成長の起点です。

本記事で紹介したように、よくある課題を把握し、的確な改善施策を講じることで、Webサイトは「見た目が良いだけ」から「成果が出るサイト」へと進化します。また、外注パートナーを選定する際は、実績やサポート体制、費用構造まで確認し、長期的に伴走できる相手かどうかを見極めることが重要です。

UI/UX改善は一度きりで完了するものではなく、検証と改善の継続が求められます。現状に満足せず、小さな課題でも見逃さずに取り組む姿勢が、Webサイトを“資産”に変える近道です。

成果につながるUI/UX改善の第一歩として、自社の現状を見直し、信頼できるパートナーとの出会いを大切にしましょう。

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