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求める条件に精度高くマッチするデザイナーをスピーディーに決定 ― 株式会社マネーフォワード

株式会社マネーフォワード マネーフォワードビジネスカンパニー SMB事業推進本部 新設法人推進部 部長 足立 耕平 氏

#上場企業#UIデザイン#UXデザイン#インタビュー
投稿日2023年12月01日
更新日2024年08月19日

オプサーをお使いいただいている企業の皆様へ、実際にオプサーを利用されてみてのご感想や、オプサーの活用方法について伺う導入企業インタビューシリーズ。

今回は株式会社マネーフォワードの足立さんと、オプサー登録クリエイターで、マネーフォワード社の業務を請け負うフリーランスデザイナーの長井さんにお話を伺いました。

株式会社マネーフォワード 足立 耕平 氏とアートディレクター・デザイナー長井 氏
写真左 足立氏 / 写真右 長井氏

株式会社マネーフォワード
マネーフォワードビジネスカンパニー
SMB事業推進本部 新設法人推進部 部長
足立 耕平 氏

オプサー 登録クリエイター
アートディレクター・デザイナー
長井 氏

ワンチームの良さを活かすため、スピード感あるデザイナーに出会いたかった

ーお二人のご担当領域も含めて自己紹介をお願いします。

足立 氏
株式会社マネーフォワードで企業のバックオフィスのDXを推進するマネーフォワード クラウドなどのサービスを開発・販売するマネーフォワード ビジネスカンパニーに所属しています。
その中でも、中小企業や個人事業主のお客様を対象としたSMB事業推進本部内に属する新設法人推進部を管掌しています。

新設法人推進部では「マネーフォワード クラウド会社設立」というプロダクトを通して、これから会社を設立される方を対象に、法人登記に必要な書類が簡単に作成できる利用料無料のサービスを開発・提供しています。
新設法人のお客様に対して、マネーフォワードが提供する法人向けサービスの入り口になる部分なので、会社としても重要視しているサービスです。

長井 氏
高校卒業後に渡米しアメリカの大学を卒業した後、そのままアメリカの企業のインハウスのデザイナーとして就職しました。そこではリーフレットやクーポンといった紙媒体やキャンペーンのLPなど、主にマーケティングまわりのデザインを担当していました。
その後、帰国を機にUI/UXに強みを持つデザイン会社に転職して、UIデザイナー/ディレクターとして新規サービスの立ち上げやリニューアルなど多岐にわたるプロジェクトに携わりました。
目に見える部分のデザインだけではなく、上流工程からプロジェクトに関与し、コンセプトの立案やユーザーリサーチの実施、プロトタイプの作成、需要性テストなど、ユーザーの体験を向上させるためのあらゆるステップに関わってきました。その後独立をし、現在はフリーランスとして活動しております。

マネーフォワードさんとは3ヶ月ほど前からお仕事をさせていただいており、「マネーフォワード クラウド会社設立」のサービスにおいて主にUIデザインやグラフィックまわりの業務を担当しております。

ーオプサーをご利用いただくに至った課題意識など、導入にあたっての背景があればお教えください。

足立 氏
弊部はマーケティング・セールス・プロダクト開発の職能を持ったメンバーを集約させており、意図的にワンチーム的な動きを取りやすいチーム体制を構築しています。その強みであるスピードを活かすため、業務委託でもスピード感を持って一緒にお仕事を進めていただけるような方を探していました。
これまで複数のマッチングサービスやエージェントを利用し、私以外の採用担当も含めると合計30名以上の方々のレジュメを拝見しました。しかし、求めるスピード感に対応できて、かつスキルやご経験といった条件面がマッチする方にはなかなか出会うことができずにいました。

ーそうした課題意識のもと実際にオプサーをご利用いただいて、他のサービスと比較してオプサーをご評価いただいたポイントがあれば教えてください。

足立 氏
1つ目は、デザイナーを探す体験が他のサービスとは違ったという点です。オプサーは実績からデザイナーを探すことができるので、我々の求める実績やご経験を持った方が探しやすいと感じました。

2つ目は、求めるデザイナー像の言語化をお手伝いいただいた点です。我々はデザイナーを探すという経験が豊富にあったわけではないので、デザイナーに求める要件を明確に定義するのは難しかったです。しかし、その点を諸石さん(弊社COO)に相談したところ、我々の要件を正確に汲み取っていただき言語化できました。自分たちだけではそこまでの言語化はできなかったので、とてもありがたかったです。結果的に、デザイナーを探して面談に至るまでの工数も削減できましたし、求める条件に精度高くマッチするデザイナーの方にお会いできました。

長井さんと面談でお話しさせていただいて、ご実績やスキルはもちろんのこと、スタンスも含めてまさに求めていた通りの方だったので、その日のうちにオファーを出させていただきました。

オプサーを利用し始めてから長井さんにお会いしてご一緒させていただくことが決まるまでの期間が2~3週間程度と、非常にスピーディーに決めることができたのはありがたかったです。

マネーフォワード足立氏とアートディレクター・デザイナー 長井氏

充実した受け入れ体制で、ジョイン後すぐに活躍できる環境をつくる

ー次は長井さんに伺いたいのですが、長井さんから見て、働き方や受け入れ体制などの面でマネーフォワード社の良さがあれば教えてください。

長井 氏
本格的に業務を始める前の段階で、マネーフォワード社全体のオンボーディングをしていただき、会社全体の事業の状況や、社内のデザイナーの方からマネーフォワード全体のブランドについても共有していただきました。

これまで業務委託でご一緒させていただいた企業では、基本的に自分が関わることになる領域のキャッチアップに留まることが多かったのですが、会社や事業の全体を俯瞰して理解する機会をいただけるのはありがたかったです。

足立 氏
弊社では正社員だけでなく、業務委託やアルバイトの方に対してもしっかりオンボーディング・研修を提供するようにしています。People Forward 本部という、いわゆる人事部にあたる部署が主導していて、新しくご一緒させていただく方々により早期に活躍していただくために実施しています。
ご担当いただく領域に限らず、社内の各種ツールの使い方、ミッション・ビジョン・バリューといったカルチャーに関わるもの、各プロダクトの研修を受けることも可能です。

長井 氏
本当に手厚くて、「私入社したのかな?」と思ってしまうほどでした(笑)

ーその他にも働きやすさに繋がっている取り組みがあれば教えてください。

長井 氏
業務をご依頼いただく際のフローをきちんと整えていただいているのもありがたいです。
スプレッドシートでご担当者、ご依頼内容などが一元管理されているので助かっています。

足立 氏
slack のワークフローで所定の項目を記入すればスプレッドシートに反映され、長井さんに通知がされるようにしていますね。
口頭での補足説明が必要な場合にはミーティングをセットさせていただいて、齟齬なく進められるようにしています。

長井 氏
他の会社さんともお仕事をしているので、タスクを一箇所にまとめていただけるのは非常にありがたいです。もちろん自分でもタスク管理はしているのですが、皆さんとタスクの状況に関して認識を揃えられるととても仕事がしやすいと感じます。

マネーフォワード足立氏と談笑するアートディレクター・デザイナー 長井氏

デザインを通じてサービスの付加価値を高めていきたい

ー 一緒に業務に取り組まれる中で、パフォーマンスを高めるために工夫されている点や、信頼関係の構築で意識されている点などがあれば教えてください。

足立 氏
信頼関係という点でいうと、長井さんが業務開始して間もない頃に弊社オフィスまでお越しくださって、業務で関わるメンバーとランチをご一緒させていただいたのは良かったですね。最初に直接お会いする機会があったおかげで、お仕事を依頼する心理的なハードルも払拭できたように感じます。

また、月に一度の定例には長井さんにもご参加いただいていて、部全体の状況や各プロジェクトの進捗を知っていただけるようにしています。
他にもオフサイトミーティングにもご参加いただくなど、チームの一員として関わっていただいていて非常にありがたく思っています。

長井 氏
同じことを言おうと思っていました(笑)

足立 氏
あとは、仕事の進め方という観点で、長井さんのおかげでうまくいっていることがいくつかありまして。
1つは、基本的にはデザインをご依頼する際にはワイヤーフレームやリファレンスを用意して、最終的なアウトプットをイメージしながらご依頼するようにはしているのですが、時には我々だけで考えたものがベストではないかもしれない、もっと良い形にできるのではないか、と悩むこともあります。そうした時に、こちらですべて指定するのではなく、ふわっとした要件のもとで長井さんのアドバイスをいただきながら進めさせていただくほうが結果的により良いものができたり、スピードがあがったりすることがあります。
そうしたラフなご相談もさせていただけるのは非常にありがたいですし、そのおかげで明らかにデザインのレベルが上がっているという感覚があります。

もう1つは、今お話ししたようなデザインのタスクという粒度の話だけではなく、サービス全体のデザインや体験についてもディスカッションさせていただいていまして、ユーザー体験のフローにおいて課題になっている点を洗い出して整理していく動きができるようになってきたのは長井さんのおかげだと思っています。
ビジネス主導で立ち上がったサービスであるがゆえに、これまではデザインやユーザー体験という観点でケアしきれていなかった部分がどうしてもあったのですが、ビジネスとプロダクトのバランスが非常にとりやすくなっていると感じています。

長井 氏 
スポットで1つ1つのタスクを進めていくだけでなく、全体を見ながら改善していくというのは大きな話にはなりますが、私としてもやりがいを感じますし、これから進めていくのが楽しみなプロジェクトです。

ーお話を伺っていて、依頼する側と受ける側、という一方的な仕事の進め方ではなく、双方の知識や経験をうまく活かしながら協業されているのが伝わります。それが3ヶ月という短い期間で実現できているのは素晴らしいと思います。

長井 氏
私自身、ご依頼を受けてアウトプットを出してそれで終わりではなく、その理由や背景を説明したり、進めているうちにより改善できる点に気づいた際にはそれを問題提起したりするというのは普段から心がけていますね。

そういう意味でも月に1度、足立さんと1on1のお時間をいただけているのもすごく助かっています。
限られた稼働時間の中ですべての状況を把握するのは難しいので、1on1でビジネスやプロダクトの状況をキャッチアップさせていただいたり、質問や相談をさせていただいたりできるのは働きやすさに繋がっていると思います。

足立 氏
私からも事業での悩みを逆に相談させていただいたりもして、1on1はお互いが気軽に相談しあえるような環境づくりに役立っているかなと思います。

我々は事業ドメインのプロフェッショナルとして、長井さんはユーザーに価値を届けるデザインのプロフェッショナルとして、互いにうまく補完しあって協業できるとより良いプロダクトができると思っています。

ー最後に、今後デザインの領域で取り組んでいきたいことを教えていただきたいです。

足立 氏
先程も触れましたが、サービスのUI/UXを見直して、デザインという切り口からサービスの付加価値を高めていけると良いですね。会社にとっても事業にとっても非常に意義あるプロジェクトになると思っています。

長井 氏
足立さんと同じ回答になりますが、デザインを通じてより良いユーザー体験を作っていきたいです。やりたいことが山積みですが、優先順位をつけながら進められればと思っています。

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